状態
1940年代や1950年代前半には、結婚式のプレゼントとして、エバーラストなどをはじめとするメーカーのアルミ製キッチンアイテムがとても人気でした。通常プレゼントとして選択されていたのは、きめ細かなエンボスが施さ、アルミ自体にもしっかりと厚みがありました。こちらのパンもほぼ間違いなく、このような目的のために製造されたものでしょう。
こちらはもともとはサイレントバトラーもしくは(クラムキャッチャー)といわれるもので、テーブルクロスの上に落ちたパンくずを集めて入れておいたり、タバコの灰などを入れておいたりするものでした。1920年頃はタバコの灰入れとしての使用が多かったようですが、30年から40年にかけては、テーブル上のパンくずを専用のナイフのようなツールで集めて入れておくのに使用されることが多かったようです。。但し、厚みのあるアルミなので、フライパンとしても普通にご使用頂けます。
凹み、小キズ、変色、さび、シールのはがしあと、軽いスクラッチ、こすれなどが発見できるかもしれませんが、使用に支障のある劣化はもちろんありません。
ディスプレイをしているだけでも、かなり素敵だと思います。
サイズ お写真でご覧頂けます。