<ボーンチャイナとは>
ボーンチャイナとは、18世紀にイギリスで発明された、白が美しいなめらかな磁器です。現在、英語で「チャイナ」と言えば、「中国」という意味以外に、「陶磁器・磁器」という意味もあるのですが、それは18世紀まで、陶磁器や磁器が中国の物が主役だったことに由来しています。イギリスには、中国の陶磁器や磁器にみられる特徴的な美しい白を出すのに必要な土がなかったため、主に牛など、動物の骨の灰を混ぜて、この白色を出す方法を発見したのですが、それが「ボーン・チャイナ」という名前を生み出すことにもなりました♪
ロイヤルチェルシー社は1912年から1961年まで陶磁器・磁器を製造していました。こちらのデザインは刻印からみると、1943年以降に製造されたもののようです。
状態
全体的にしっかりと光沢があり、ひび、かけ、われ、チップ、ざらつきもありません。金色のカラーリングも、部分的にマイナーなロスなどはあるものの、全体的にしっかりしており、使用に支障のある劣化はありませんが、お写真でご覧頂けるように、カップの内側には微量の小傷らしきものが発見できます。指摘されなければ気が付かない程度でしょう。ソーサーには特にこれといった劣化はみられません。
他、マイナーなこすれ痕、小傷、スクラッチ、着色などが発見できるかもしれませんが、特に気になるような点があれば、お写真でご覧頂けます。
サイズ
カップ 高さ7センチx口径7.8センチ
ソーサー 直径14センチ