<ボーンチャイナとは>
ボーンチャイナとは、18世紀にイギリスで発明された、白が美しいなめらかな磁器です。現在、英語で「チャイナ」と言えば、「中国」という意味以外に、「陶磁器・磁器」という意味もあるのですが、それは18世紀まで、陶磁器や磁器が中国の物が主役だったことに由来しています。イギリスには、中国の陶磁器や磁器にみられる特徴的な美しい白を出すのに必要な土がなかったため、主に牛など、動物の骨の灰を混ぜて、この白色を出す方法を発見したのですが、それが「ボーン・チャイナ」という名前を生み出すことにもなりました♪
クラウン・スタッフォードシャーは1948年から1985年の間、陶磁器・磁器を製造していました。こちらのカップ&ソーサーは刻印を見ると、1961年以前のアイテムようです。
状態
全体的にしっかりと光沢があり、ひび、かけ、われなど、使用に支障のある劣化もありません。金色のカラーリングも、部分的にマイナーなロスなどはあるものの、全体的にしっかりしています。ソーサーにはお写真でご覧頂けるスクラッチと小傷、またマイナーな製造工程上の着色、ペイントの飛び散り、薄い曇りが光の加減で見られます。
カップには特に気になるような使用感はみられませんが、お写真でご覧頂けるように、リムに指でさわるとスムースではない部分が約2ミリ程度見られます。表面上の薄いそげのようなので、お値段に反映しています。
他、マイナーなこすれ痕、小傷、スクラッチ、着色などが発見できるかもしれませんが、特に気になるような点があれば、お写真でご覧頂けます。
サイズ
カップ 高さ7.2センチx口径9センチ
ソーサー 直径14.4センチ