<ボーンチャイナとは>
ボーンチャイナとは、18世紀にイギリスで発明された、白が美しいなめらかな磁器です。現在、英語で「チャイナ」と言えば、「中国」という意味以外に、「陶磁器・磁器」という意味もあるのですが、それは18世紀まで、陶磁器や磁器が中国の物が主役だったことに由来しています。イギリスには、中国の陶磁器や磁器にみられる特徴的な美しい白を出すのに必要な土がなかったため、主に牛など、動物の骨の灰を混ぜて、この白色を出す方法を発見したのですが、それが「ボーン・チャイナ」という名前を生み出すことにもなりました♪
Rosina Chinaは、刻印には1815年創業と書いていますが、実際にRosina Chinaと名前を変更して製造をはじめたのは1941年です。
状態
全体的にしっかりと光沢があり、ひび、かけ、われなど、使用に支障のある劣化もありません。金色のカラーリングも、部分的にマイナーなロスや製造工程上のずれなどはあるものの、全体的にしっかりしています。ソーサーにはお写真でご覧頂けるごくマイナーなスクラッチ、また小傷が確認できるので、お値段に反映しています。カップには、内側に製造工程上の混入物のような小さな黒点(どちらかと言えばペイントが飛び散ったような感じ)があり、外側に直径1.5ミリ程度の小さなペイントチップが確認できる以外、特にこれといって気になる劣化はみられません。
カップ&ソーサーともに、刻印をこすったような痕が見られます。
他、マイナーなこすれ痕、小傷、スクラッチ、着色などが発見できるかもしれませんが、特に気になるような点があれば、お写真でご覧頂けます。
サイズ
カップ 高さ7.5センチx口径8.3センチ
ソーサー 直径14.3センチ