<ボーンチャイナとは>
ボーンチャイナとは、18世紀にイギリスで発明された、白が美しいなめらかな磁器です。現在、英語で「チャイナ」と言えば、「中国」という意味以外に、「陶磁器・磁器」という意味もあるのですが、それは18世紀まで、陶磁器や磁器が中国の物が主役だったことに由来しています。イギリスには、中国の陶磁器や磁器にみられる特徴的な美しい白を出すのに必要な土がなかったため、主に牛など、動物の骨の灰を混ぜて、この白色を出す方法を発見したのですが、それが「ボーン・チャイナ」という名前を生み出すことにもなりました♪
Ridgway-Colclough社は1890年創業、買収や合併などを経ましたが、1996年に全ての製造を終了しています。こちらのカップ&ソーサーは、刻印から1950年代のものだということがわかります。
状態
全体的にしっかりと光沢があり、ひび、かけ、われなど、使用に支障のある劣化もありません。金色のカラーリングも、部分的にマイナーなロスや製造工程上のずれなどはあるものの、全体的にしっかりしています。ソーサーにはお写真でご覧頂けるスクラッチ、また小傷が確認できるので、お値段に反映しています。カップには、内側に製造工程上の針先程度の黒っぽいススなどが見られます。
他、マイナーなこすれ痕、小傷、スクラッチ、着色などが発見できるかもしれませんが、特に気になるような点があれば、お写真でご覧頂けます。
サイズ
カップ 高さ6.7センチx口径8.7センチ
ソーサー 直径13.8センチ