状態 エクセレント
1950年代の半ばから60年代の頭頃に製造されていたボウル。この中にはカッテージチーズが入り、ティン製の蓋がされてスーパーで販売されていました。赤、青緑、黄色、オレンジピンク、紫、緑の6色があるのが確認されています。
Sealtest社は米国中西部で1940年に創業された乳製品会社で、最初はフランチャイジングだったようですが、クラフト社の買収を経て、現在ではユニリーバの傘下にあります。余談ですが、かの有名なキング牧師はスピーチの中でこのシールテストやコカコーラ、またワンダーブレッド社が黒人に不利な雇用を行っているとし非買運動を呼びかけています。歴史の中に顔を出すSealtest社のアイテム、アメリカン好きならひとつは持っていて欲しいものです。
全体的にしっかりと艶があり、ヒビ、かけ、われ、チップ、ざらつきもありません。ボウルの内側には保管時にできたのかな?と思う程度のごくごくマイナーなスクラッチらしきものが2,3本、光の加減で発見できますが、指摘されても気がつかない程度だと思います。
またお写真でご覧頂ける丸みを帯びたマイナーな凹凸と製造工程上のホワイトスポットがリムにあります。プリントには大きく目立つようなロスや劣化はありませんが、ごくマイナーな変色(着色)箇所が見られます。
ボウルの裏から見られる製造工程上のホワイトラインがあります。
上記いずれの劣化も特に使用に支障なく、全体的にきれいな印象です。
他、マイナーなスクラッチやこすれ、着色、ガラスの皺など、特筆すべき劣化があればお写真でご覧頂けます。
サイズ 高さ8.8センチx口径7.7センチ 〜目安としてはご飯のお茶碗に丁度良いくらいの大きさです。