ファイヤーキングバーガークイーンマグ

状態　エクセレントマイナス

バーガークイーンが最終的にデイリークイーンになったこと、ご存知でしょうか。バーガークイーンは1956年にフロリダ州でカイト夫妻がスタートした小さなハンバーガー屋さんでしたが、1960年代初頭にケンタッキー州でのフランチャイジングの権利をビジネスマンの2人に売ったところから快進撃が始まります。バーガークイーンは1980年にはカナダ、台湾、イギリスなどグローバルに進出していくのですが、その際バーガーキングとの商標の問題から、イギリスでの商標がとれないという壁に当たります。以前からバーガーキングとの確執があったバーガークイーンは、とうとう1980年にDruther'sと名前を変えることに決定。しかしその10年後、Druther'sはデイリークイーンとフランチャイジング店舗の地区管理提携を結び、117店舗の名前をすべてデイリークイーンに変更します。2019年の時点で現存するDruther'sはケンタッキー州に1店、個人のフランチャイジングを貫く形で残ったそうです。そして姿を完全に消したと思われているバーガークイーンですが、実は1980年に進出を果たした台湾に正当なバーガークイーンの個人フランチャイズがまだ2020年の現在でも残っています。ということで、バーガークイーンをひとめみてみたい！という方は是非台湾でご確認下さい。バーガークイーンの王冠と楕円形のロゴの内側に中国語でバーガークイーンと書かれた看板などを目にするとなかなか感慨深いものがあります（出典：Druthers System ホームページより）。

全体的にしっかりと光沢があり、ヒビ、かけ、われ、チップ、また特にこれといって気になるような使用感もマグ内側底には見られず、ほぼ間違いなく未使用だと思われますが、お写真でご覧頂ける製造工程上と思われるざらつきとさほど目立たない着色がリムにあります。またプリント上にスクラッチがあるのがわかります。

他、製造工程上のガラスの皺、着色、丸みを帯びた小さな凹凸、ホワイトスポット、ホワイトライン、また保管時にできたマイナーなスクラッチ、こすれ、シルバーのすれ痕などが見られるかもしれませんが、特筆すべき劣化があればお写真でご覧頂けます。

サイズ　高さ8.8センチｘ直径7.7センチ

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