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ボール・メイソンジャー・Ball Mason Jar・クリア・ビンテージ・1933年〜1962年製造【A】

状態

メイソンジャーを「密閉タイプの保存容器」と考えられていらっしゃる方が多いようですが、実は本来の目的は「長期保存食用瓶詰」用の瓶です。つまり、普通にコーヒー豆などを入れて蓋をしていて密閉性が特別に高いか、といえば否と答えざるを得ません。現代販売されているような普通の瓶と密閉性においてはほとんど変わらない程度でしょう。彼らはただの保存容器として製造された瓶ではないので、彼らの本当の実力は瓶詰を作るときに初めて発揮されるのです。

お写真でご覧頂けるように、本体のリムにざらつき、チップ、削げ、凹み、皺などが見られるかもしれませんが、この年代のメイソンジャーにはこのような劣化は普通に見られます。但し、この劣化により、中に物を入れて収納できない、蓋が閉まらないなどの問題は全くありません。また、光にかざして見える小キズやスクラッチが若干見られますが、ビンテージのメイソンジャーとしての味としてご理解頂ければと思います。

蓋は現行品の2ピース用ブリキ製でしっかりと閉まります。

尚、このブリキ製の2ピースに分かれた蓋も、しっかりと閉めれば、普通の保存ジャー同様、お水などを入れて振ってもこぼれたりもれたりすることはありません。但し本当のこの蓋の目的は、やはり瓶詰を家庭で作るためで、それが蓋が2ピースに分かれている理由です。

瓶詰を作るときは、このガラスの本体に蓋を乗せ、手で閉められる範囲でしっかりと蓋を閉めるのですが、そのままこの瓶を熱湯に入れて、長い時間煮ることになります。その際、もちろん煮沸の効果もあるのですが、それと同時に、ガラスの本体に入っている内容物も沸騰し、空気が外に出ていきます。この空気はスクリューのついていない、内蓋とガラスの本体の隙間から出ていきながら、どんどんと瓶を真空に近い状態にしていきます。この蓋は空気は出やすくなっていますが、入りにくくなっているという特徴があり、真空になっていけば、内容物を腐らせる原因となる空気がなくなると同時に、蓋も沸騰させる前よりも内側に張り付こうとして、よりしっかり、かなりかたーーーく閉まることになるわけです。この作業には(特に家庭で行う場合は)、やはり2つのピースに分かれた蓋が最も簡単で、向いている、といえるようです。

サイズ お写真をご覧ください

型番:BALL042315
販売価格:2,530円(税込)
在庫数1
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