状態
ピアス片方のみの販売です。ヴィンテージですのでマイナーなスクラッチや着色、変色などが確認できるかもしれませんが、特にこれといって気になる劣化があればお写真でもご覧頂けます。ピアスとしてではなく、パーツを使って、他アクセサリーを作っても良いかと思います。
サイズ お写真でご覧頂けます。
マニアックなフリーメーソン好きな方、またアメリカンヴィンテージがお好きな方にもお勧めです。
<シュライナー& Daughter of the Nileとは>
1913年に設立されたDaughters of the Nileには、シュライナーメンバー、もしくはDaughters of the Nileの家族の一員で、18歳以上の女性に限り、会員になれるという規則があります。シンボルはシュライナーとほぼ同じですが女性らしくお花があしらわれています。
一方シュライナーの設立は1870年、NYのマンハッタンにあるバーで誕生したそうです。フリーメーソンの中でも気の合うメンバーが集まるこのバーで、「フリーメーソンは少々昔かたぎすぎて、古い儀式などを重んじすぎるのではないか」、という意見が交わされたとのこと。そこで、フリーメーソンの付属団体として、儀式よりも楽しさとメンバー同士の交流に重きを置いた組織をスタート。現在では米国、カナダ、ドイツ、メキシコ、フィリピン、プエルトリコ、パマナに309,000人のメンバーがいるそうです(出典・http://www.beashrinernow.com/About/Shriners/History)。
ちなみに北米でShrinersと言えば、小児専門病院を思い出す人が多いのですが、それもそのはず、現在22か所のShriners Hospitals for Childrenが北米にあり、子供であれば、ほぼ無料で治療を受けられることで有名です(出典・http://www.shrinershospitalsforchildren.org/locations)。
さて、Shrinerのロゴですが、実は同組織にはよく知られるシンボルが2つあります。ひとつは大きな剣に三日月のようなものと星が下がっているもの。月のように見える爪先2つは、Shrineの2つの主な付属組織であるShriners International and the Charity(Shrinerの国際奉仕団体)とShriners Hospitals for Children(小児専門病院)を示しているそうです。そして、その真ん中に下がる星は、病院で助けられる、希望の星である子供たちを示しているとのこと。
もうひとつのシンボルはちょっと変わった形をしたフェズ、と呼ばれる帽子。日本ではトルコ帽と呼ばれているかと思いますが、これは1870年に同組織を設立した際の裏話と関連しています。Shrinersが使用するシンボルや、行う儀式にはイスラムやアラブとのつながりが見られるのですが、実際にはShrinersはこれらの国とは全く関連がなく、組織創立者の一人が、アラブの外交官が行ったパーティーに出席した際に観たミュージカルコメディをいたく気に入り、遊び心で、劇中で使用されていた設定を軸に、この組織における儀式やシンボルなどを決定していったといわれています(出典・http://medinah.org/shriners.htm)。
ちなみにShrinerになるには、男性でフリーメーソンの一員であるという条件をクリアしなければなりませんが、フリーメーソンにはメンバーのランクがあるので、ある程度のランクまでにたどり着けなければ、Shrinersだけではなく、他付属団体にも所属することができないそうです(出典・http://medinah.org/shriners.htm)。