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ディプレッショングラス 1929-1933 ホッキンググラス ブロックオプティック ワセリンカラー シャーベットカップ THICK K

状態 

アンティークの域に達する、ほぼ100年が経過したウランガラスのカップです。
尚、ホッキング社はアンカーホッキングの前身で、1937年にアンカーホッキングと社名を変えています。

こちらのお品は足に製造時からのくぼみのあるラインがあり、同部分にガラスのススも見られますので使用に問題はないですが、お値段に大きく反映しています。

100年近くが経過しているのでスクラッチ、こすれ、カルキ痕、曇り、また製造工程上のガラスの皺、などが見られるかもしれませんが、その度合いはお写真でご覧いただけます。またお写真ではこれらの劣化をよりわかりやすいように撮影していますが、実際の使用時にはお写真ほど目立つような劣化ではありません。また劣化の度合いに沿ってお値段を設定しています。

ウラングラスですので最後のお写真でご覧頂けるようにブラックライトを当てると光ります(より暗いところ、また黒い布の上にディスプレイするとより光ます)。たくさん揃えてディスプレイし、ライトを当てて楽しむのも通でしょう。

他、特筆すべき劣化があればお写真でご覧頂けます。

サイズ 高さ7.3センチx口径9.4センチ
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ディプレッショングラスとは?

そもそも「ディプレッション」は日本語に訳すると「恐慌」ですが、みなさんは1929年に襲った「世界恐慌」についてご存じでしょうか。1920年代、アメリカは戦争需要や自動車工業の発展などにより、非常に良い景気をエンジョイしていましたが、1929年、とうとうこのバブルがはじけます。そして「ディプレッション=恐慌」時代に突入します。

ディプレッショングラスはこの恐慌時代(1929年から1940年前半)に製造されたもので、ファイヤーキング同様、スーパーで販売されていた庶民のガラス食器でした。主な製造会社はフェデラルグラス、マクベスエバンス、ホッキンググラスなどで、当時、経済的に苦しめられていた庶民がこの安価な食器を愛用することになります。

さらに経済がひっ迫する中、食品メーカーなどを中心に、この安価な食器をおまけとして購買者にプレゼントする、という傾向が強まりました。オートミールに無料でついてきたボウル、洗剤を2点購入するとプレゼントされるタンブラー、はたまたガソリンを入れるともらえるシールを12枚集めたらもらえたプレートなど、それはそれは色々な商品のおまけだったのです。ファイヤーキングのスキレットなども同様で、サイトにも掲載されていますが、小麦粉を購入したら無料でもらえるアイテムでしたし、同じくファイヤーキングのプレミアムシリーズのカップ&ソーサーは洗剤を購入したらついてくるギフトでした。

それが現代になり、このディプレッショングラスがコレクタブルとなるのです。当時ラフに使用されていた食器ですので、完品や、状態の良いものが非常に少なく、希少価値が高い、つまりコレクタブルとしての価値も高いわけです。アメリカをはじめとして熱烈なコレクターがおり、ファイヤーキングよりも平均的に高額なお値段で取引されています。暫く時間を待てば、100年の時を経て、アンティークになるディプレッショングラス、ぜひひとつ、ご自宅にお招き下さい♪

☆ディプレッショングラスは耐熱食器ではありませんので、オーブンや電子レンジなどではご使用頂けません。
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型番:DPW102022
↑お気に入りに追加するとピンク色になります。
↑お気に入り機能 100個まで登録可能

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